一般的な銀行振込による給与・賞与の支給には、従業員から書面で同意書となる講座振込依頼書(同意書)を提出してもらう手続きが必要です。

銀行振込には従業員の同意が必要

銀行振込は書面による従業員の申し出、または同意によって開始されることが決められています。一般的には振込依頼書(同意書)を提出してもらうことで銀行振込が可能になります。

給与振込依頼書
振込依頼書のサンプル

振込依頼書(同意書)に記載しなければならない法定事項

  1. 口座振込を希望する賃金の範囲およびその金額
  2. 労働者の指定する金融機関の店舗名および口座種類・講座番号
  3. 口座振込の開始希望時期

金融機関への依頼書提出

給与の支給日に間に合うように金融機関へ依頼書を低移出してください。

金融機関への依頼書提出と注意事項

  1. 金融機関によって異なるが、支給日の3営業日前には提出する
  2. 残高不足にならないよう、資金準備をすること
  3. 行政通達では支給日の午前10時ころには本人が引出せるようしなければならないとされている
  4. 通貨払いの原則:「通貨」=日本銀行券と鋳造貨幣で支払われること