令和8年度 協会けんぽ保険料率の改定と給与計算DXproの対応
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令和8年度の協会けんぽの保険料率改定は以下の2つのタイミングで実施されます。
① 本年3月分(4月納付分)から「健康保険料率及び介護保険料率」の改定
② 本年4月分(5月納付分)から「子ども・子育て支援金」導入による改定
それぞれの内容と給与計算DXproでの対応方法をご案内いたします。
① 本年3月分(4月納付分)からの「健康保険料率及び介護保険料率」の改定
各都道府県別の改定内容は以下の通りです。(介護保険料率は1.62%)
※協会けんぽサイトより転載→https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3130/r08/260216/
令和8年度都道府県単位保険料率

【給与計算DXProでの対応方法】
1.メニュー画面から[保険料率の変更]をクリックします。

2.社会保険料計算用基礎シートの各保険料率を以下の①~③の順に操作して変更します。(画像は「東京」の場合)


- 料率の変更
健康保険:「令和8年度都道府県単位保険料率」から管轄の都道府県の料率を入力
介護保険:「1.62」を入力 - 折半値代入
[折半値代入]ボタンをクリックして折半値を自動計算 - 計算
[▼計算]ボタンをクリックして、折半値に基づく保険料額を自動展開
3.メニューから[給与・賞与計算]を選択して処理月選択で「4月支給分」の明細を呼び出して明細入力後、[控除項目計算]をクリックして改定後の保険料率で計算されることを確認します。


② 本年4月分(5月納付分)から「子ども・子育て支援金」導入による改定
令和8年4月より「子ども・子育て支援金制度」が始まり、令和8年4月分(通常は同年5月支給給与から控除される分)の健康保険料にあわせて「子ども・子育て支援金」が徴収されます。
法令上、給与明細書に「子ども・子育て支援金」の金額を個別に表示することは義務付けられておりませんが、徴収している旨を具体的に明示することが推奨されています。
主なポイントは以下の通りです。
- 給与明細のどこに表示されるか
<名称>
「子ども・子育て支援金」や「支援金」など。
<場所>
健康保険料や厚生年金保険料などの「社会保険料」の項目欄。
<表示方法>
健康保険料と合算して記載される場合もあれば、内訳として別表示される場合もあります。 - いつから天引きされるか
<開始時期>
2026年4月分の社会保険料から。
<給与反映>
多くの会社では社会保険料を翌月徴収するため、実際の給与明細への反映は「2026年5月支給の給与」からとなるケースが一般的です。 - 負担額はどのくらいか
計算方法: 健康保険の「標準報酬月額」に一定の料率を乗じた額。
料率: 2026年度は0.23% (労使折半のため、従業員負担分はさらに半分)。
<目安>
年収600万円の会社員:月額約575円程度。
会社員全体:月額500円程度〜。
※注意点: 2026年度から段階的に引き上げられ、2028年度には負担額が増加する見通しです。 - 誰が負担するのか
会社員、公務員など、健康保険(協会けんぽ、健康保険組合など)に加入している人。
子どもの有無にかかわらず、また独身であっても、医療保険制度に加入している全世代が対象です。
【給与計算DXProでの対応方法】
1.メニュー画面から[保険料率の変更]をクリックします。



2.社会保険料計算用基礎シートの各保険料率を以下の①~③の順に操作して変更します。(画像は「東京」の場合)


- 料率の変更
健康保険:「管轄の都道府県の料率」+「子ども・子育て支援金料率(0.23)」の値を入力 - 折半値代入
[折半値代入]ボタンをクリックして折半値を自動計算 - 計算
[▼計算]ボタンをクリックして、折半値に基づく保険料額を自動展開
3.メニューから[給与・賞与計算]を選択して処理月選択で「5月支給分」の明細を呼び出します。


4.明細入力画面で明細入力後、[控除項目計算]をクリックして健康保険料の金額を確認し、[給料明細備考欄]に「健康保険料には”子ども・子育て支援金”を含む」を入力して[更新]します。


うちの会社は、何月分の給与から変更すればいいの?・・・
ご自分の会社はいつ分の給与から変更後の社会保険料を控除すれば良いか分からない方は、以下の記事を参考にしてください。
社会保険料の徴収・納付の具体的な日付を教えてください
https://www.firstitpro.com/help/qa0503.html

