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『悪循環』を絶ち、『顧客に未来を提供する』方法

前回は、「顧客に未来を提供すること」が、企業本来の軸であるり、『顧客主導』に偏り過ぎると、本来の軸がブレてしまうという、お話でした。今回は、なぜ、ほとんどの会社は、未来を創り出すことに十分な労力を、費やさないのか?ということに迫ってみたいと思います。

今回のお話も、わたしが実際にクライアントの現場でお話したものです。

▼悪循環に陥っていませんか?

「儲からない。何が悪いのだろう?もっと改善していかなくては」

景気が悪い、政治が悪いと愚痴を言いながら、ほとんどの企業は、今を耐え忍ぶことを選択しています。

「景気が上向いてくれば、お客も動いてくるだろう。今は内部を充実させて、無駄を削り、品質を上げて備える時期だ」

なんて感じで、内向きの企業努力に注力して更に、利益は削られていく。懸命になって、既存の商品やサービスを売り込む方法を考え、営業し、行動する。

「うちの会社の行動力は筋金入りだから、なんとかなるだろう」

実際は・・・・・・・

行動した分、経費が掛り売上もなかなか増えず、資金繰りが怪しくなり運転資金借入を起こす。

「儲からない。何が悪いのだろう?もっと改善していかなくては」

ここにまた戻ってくるんです。こんなのが、『悪循環』っていいます。

▼悪循環を断ち切る一つの方法

「あなたの会社は、不安と希望のどちらが多いですか?」

「あなたの会社は、何十年にも渡って成功を繰り返す力がありますか?」

この2つの質問に、「不安」「力はない(わからない)」と答える経営者は意外と多いんです。正しく言うと『悪循環に陥っている会社の経営者』の殆どは、この答えになります。ということは、「希望」「力はある!」と答えられるようにすれば良いということになりますよね。

「そんな、単純なことじゃないだろう!」

いいえ、そんな単純なことなんです。これが考えられないから『悪循環』にハマっているわけですよ。

▼では、まず『希望』が多い会社というのはどういうことでしょう?

希望というのは「未来の成功が期待できる状態にある」から生まれるわけですよね。ですから、未来の成功する姿とストーリーが見えていて、それに向かっている状況でなければ『希望』は見えてこないんです。

『未来』というキーワードが出てきますね。やはりこれが重要なんです。

『顧客に未来を提供すること』

『悪循環』に陥っている会社の経営陣というのは、冒頭でお話した通り社内の問題を解決しようと、その力を内向きの改善などに比重を置いて
いるんです。過去を守ることに労力を使い過ぎているうちは、未来は一向に見えてこない。即ち『希望』も見えてこない。『不安』だけが大きくなっていく。こういうことです。

▼次に『成功を繰り返す力』というのはなんでしょうか?

それは、未来を創造する力です。ちょっと、胡散臭い表現になりましたね(笑)

コンサルタントに言わせるとこれが戦略ということになります。戦略というのは、現在地と目的地(未来)を結ぶルートのことですから
このルートを生みだす力が、『成功を繰り返す力』ということになります。

ここでも、『未来(目的地)』というキーワードが出てきますよね。

ここで、興味深いデータをご紹介しますね。

経営幹部の40%に当たる時間は社外の問題に割かれているそうです。そして、そのうちの30%の時間は、3年から5年以上先の未来に向け
た問題に向けられ、更にその20%に満たない時間が、この未来の視点を社内で共有することに割かれていると言われています。

『会社が未来の展望を考えるために費やされる時間は3%に満たない』ということになるんです。

▼なぜ、未来の展望を考えるために時間を費やせないのか?

これは、経営陣の怠慢が原因ではないのです。

一生懸命働いてます。疲労困憊して精神を張り詰めて働いているでしょう。ですが、考える時間が取れないわけでもないんです。

この問題を口にすると、逆に自分が会社の未来を完全に掌握していないということを晒してしまうことになるんですね。そういう危機感やプライドが邪魔をしているケースがほとんどです。

ですから、長期的な重要課題よりも、目の前に見える短気の課題が優先され未来については考えなくなるんですね。そしてリーダーに一番大切な資質が歪められて評価されることになります。

『未来をイメージする力』よりも目の前の物に対応していく『行動力』がリーダーシップなんだと、すり替わってしまうんです。

▼確かに、現状の問題の対応や改善は重要なんだけど・・・

これは『顧客に未来を提供すること』には繋がらないですよね。

特に経営陣は、50%までとはいかなくても、その位の時間を会社の未来を創造する時間に費やさなくては『悪循環』から抜け出すことなんて出来ないでしょう。今日のビジネスを補強することばかりをして、働いていても、ダメなんです。

こんなお話を、お盆明けからクライアントさんのところに行っては、させて頂いておりました。

『顧客に未来を提供すること』というのは『未来の市場を作る』ということです。

それには、今回、お話したように『悪循環』を断ち切って、『あなたの会社の未来の展望を真剣に考えださなけれならない』のです。

日々、流れていく時間を前にして、何をどのように捉えて時間を使っていくかで、会社も人生も大きく変わってきますよね。

FIRTITPRO

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