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こんにちは、いつも読んで頂き、感謝します。
前へ前へが信条の川端です。(笑)
最近はネットビジネス寄りの話ばかりでしたが、
今回は、ITコーディネータとしての観点から、IT経営のお話をしよう
かと思います。
「えっ?」ちょっとお堅い?
はい。たまにはお堅い話も、刺激になる場合がありますので、ちょっと長
いですが読んでみてください(笑)
では、襟元を正して、背筋を伸ばして・・・・
▼あなたの会社が抱えている「経営課題」ってなんですか?
「経営課題」・・・難しい言葉ですね。
ようは、ビジネスを進めていく上での、問題点です。
これね、難しく考えなくて良いんですよ。
「売上が上がらない」っていうなら、
「なぜ?」って質問を5回くらいすれば出てきたりするんです。(笑)
なんで、こんなことを言うのかというと、当たり前のことですが、
この、問題点を解消すれば、ビジネスは良い方向に向かう訳ですよね。
そう、問題点が明確になっていれば、この問題を解消するには、
どうすればよいかということを考えられるわけです。
ですから、「経営課題の抽出」というのは、大切なポイントなんですね。
最近クライアントと話をしていると、この「経営課題」を解消する手段と
して、真っ先にWEB活用を唱える方が多くなってきています。
ツイッターやブログやホームページを利用して、業績を伸ばしている会社
が最近、目についてきているからなんです。
ですが、ただ、ツイッターを始めたからって問題が解消するわけじゃないし、
ただ、ホームページを開設したからって集客が増えるわけでもないのです。
ITというのは「道具」ですから主役にはならないんです。
経営課題を抽出してその課題を解消するため、経営戦略を練るんです。
そしてその戦略を実行するのにITの力を活用出来ないかを
考え計画・実践することが、IT経営のスタートになります。
実は、ITが企業を取り巻く経営環境を変化させ、これまでとは異なる
ビジネスの方法(ビジネスモデル)が急速に拡大し始めているんです。
経営課題の抽出&明確化ができていないあなたの会社は、マジに危険です。
現状で日本の会社経営の裏側(バックグラウンド)で起きている変化に
対応していかなければならないのですが、経営課題やリスクはこういった
数々の変化を捉えることが出来ないと見過ごしてしまい現在の本当の課題
も捉えられなくなってしまします。
以下にITが絡んで現在、起こっている様々な変化をお伝えします。
真剣に捉えて、
あなたな会社の経営課題を明確化する際のこやしにしてください。
■1.経営環境
【顧客が変化している】
お気づきですか?
最近は新商品が目まぐるしいサイクルで現れ、流行の変化も激しくなって
きています。顧客一人一人のニーズも個性的になり製造メーカーの大量生
産商品は受け入れられなくなってきました。
もの余りの時代で物を売る時代から、コンセプトを物と一緒に提案してニ
ーズを満たしていかないと生き残れない時代です。
そんな中、インターネットの普及でブログやツイッターを始めとする多く
のSNSサイトなどで消費者がものを言うようになり、その口コミの力は
拡大しています。
悪評で商売にならなくなったり、逆に良い評判で物凄い売上を築いたり。
【インターネット販売が当たり前のように普及している】
インターネットを介して商品や情報を販売するビジネスは今や当たり前に
なってきました。これにより既存の流通網を介さずに顧客との直接取引が
可能になっています。
これを利用して「楽天」やデルコンピュータのようにダイレクト販売で莫
大な利益を生み出す企業が出現してきたのです。
インターネットは大きな投資をしなくても導入が可能なことから、優れた
商品やサービスを持ちながらこれまで販路を作れないでいた中小企業にと
っては新たな飛躍の可能性を広げています。
【電子商取引の普及と企業間取引の構造化が進んでいる】
今やサプライチェーン・マネージメント(SCM)は企業間取引の必須条
件になりつつあります。SCMは大手の各企業が進めている多品種・少量
・短納期・多頻度供給できる体制で最近では当たり前に会話の中に登場す
るキーワードになっています。
この取引に参画するには企業間電子取引(EDI)が不可欠なのですが、
インターネットが利用できるようになりWeb-EDI方式と呼ばれるインター
ネット調達の仕組みが急速に広がっています。
この動きにうまく対応できなければ取り残され、大手のバイヤー企業から
の取引はなくなってしまうこともあり得ます。
【経済のグローバル化が進んでいる】
現在、中小・零細企業でも国際化が本格化しています。
10名くらいの会社でも中国に進出して携帯電話事業に参画したり、製造業
などでは日本では70人でも中国で1000人の会社を経営しているような事例
がたくさん出ています。
こういった事の背景にはやはりインターネットの存在が見えてきます。
インターネットでは海外とのやり取りに膨大なコストをかけることなくコ
ミュニケーションをとることが可能なのです。
今やTV電話で海外とミーティングしたりすることもインターネット網を利
用して無料で出来てしまう時代になっています。
■2.情報技術
【昔のIT化と今のIT化の違い】
オフコンからパソコンに変わって最も大きな違いは、初期の省力化投資か
ら更新投資にに変わったことです。今までは人件費の削減分で投資の回収
計算がはっきり見える形でできましたが、現在は更新投資で、単なる省力
化の為のIT化ではなく売上向上やサービス向上、収益向上に繋がるIT化の
考え方になってきています。
【高速インターネットの進展】
もう当たり前のように使っていますがブロードバンド・光ファイバーなど
の高速インターネットに合わせてVPN(バーチャルプライベートネット
ワーク)という技術の進展で従来のように月額数十万円もする専用線を持
たなくても遠隔地のパソコンとやりとりが可能になっています。
今では、もう個人レベルでも「クラウドサービス」を利用して、いつでも
どこでも、情報を取り扱えるようになってきました。
これによりオンラインショッピングが盛んになったり、インターネット経
由でTV会議が可能になったり図面や画像のやり取りが短時間で出来るよう
になったり様々な事象が起こっています。
【携帯電話市場・携帯通信分野の進展】
携帯電話のビジネス利用により携帯電話からオーダーを発注したり、
「セコム」のように携帯電話の技術を利用して新サービスを生み出したり
2次元バーコードを使って広告活動を始めたりと様々な利用方法が開発さ
れてきています。
携帯電話の利用は日本型ITの特徴でもあります。
iphoneに代表されるスマートフォンの市場も賑やかで、クラウドサービス
との連携で、今後は常に携帯できるパソコンとしての利用が現実になります。
【コンピュータの低価格化】
十万円でもかなり本格的なパソコンが買えるようになっています。
以前では何千万円もしたオフコンと同等以上の性能を持ったコンピュータ
ーを2桁以下の金額で調達することが可能なのです。
コンピュータの活用は資金の問題から知恵の問題に移行しつつあります。
【無料もしくは低価格で利用可能なソフトの出現】
実際のビジネスでも応用が可能なレベルのソフトウェアが無料に近い値段
で利用でき、ソースコード自体を改変して使えるようになっています。
今ではデータベースソフトもショッピングサイト構築プログラムでも無料
に近い形でインターネット上で提供されています。
もちろん利用するのは知識と能力が必要ですが、かつてお金のある会社で
なければできなかった取組が、今では知恵と知識があればいくらでもスタ
ートさせられる時代になっています。
■3.国の政策
【IT新改革戦略の登場】
当初2001年~2005年まではe-Japan戦略としてブロードバンドの全国普及
という目標を実現しインターネット網を安価で利用することが可能になり
ました。
政府はe-Japan戦略の後継として2006年から2010年までを国家IT戦略であ
る「新IT改革戦略」として国のIT政策の軸足をIT基盤整備からIT活用によ
る構造改革と生産性向上に移したのです。
「いつでも、どこでも、誰でもITの恩恵を実感できる社会の実現」
このスローガンは本当に、実現しているといえるでしょう。
【IT経営の確立による企業の競争力強化】
「新IT改革戦略」は今後のIT戦略を重点として政策課題に「中小企業のI
T活用」と「企業間商取引の普及」を上げています。
これにより世界高水準の競争力を装備することを目指しています。
当然この実現に向けて企業のIT化に対する取り組みの支援(融資や補助金
)などの政策も展開されています。
これは、各市区町村レベル、県レベルで展開されているケースが多いです
から、チェックすることをお薦めします。
どうでしょうか?長くなりましたが、これがITが係る様々な変化です。
変化を感じ、対応していかなければ競争社会では生き残れなくなるくらい
の大波ですよね。
立ち止まっていては立ち行かなくなるという脅威は感じて頂けたと思います。
ですが、これは我々、小回りのきく中小零細企業にとっては、
「チャンス」にも成りうる、「脅威」を「機会」に出来る絶好のタイミン
グでもあります。
あなたの会社の「経営課題」は、明確になっていますか?
「急速に変化する経営環境下で生き残るために」
いつも最後まで読んでいたき感謝してます。
「いざ!ゴールへ」 川端でした。
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