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自分(我が社)の"強み"を知る方法

「あなた(会社)の”強み”ってなんですか?」

「・・・」

「では、逆に”弱み”ってなんですか?」

「規模が小さいし、資金力が無い、良い人材がいない・・・」

いきなり、こんな質疑の場面から始まりましたが、どうですか?

ほとんどの場合、”強み”は言えない。”弱み”は言い訳になってしまうんですよ。これは、残念なことです。

今回は、この”強み”を知る方法について、考えてみたいと思います。

まず、”強み”というのは何なのか?どういうことなのか?と言うのが、 明確にイメージ出来ていないと、”強み”の答えなんて出る訳ないですよね。だから、”強み”(Strong Point)というのはなんなのかを、整理してみます。単純に考えてみましょう。

100m走を行う。

A君
・背が小さい
・50mは6秒台後半
・コーチはいない
・前向きで闘争心旺盛

B君
・背は大きい
・50mは7秒台前半
・陸上の専任コーチがいる
・控えめで争いごとは嫌い

さて、A君とB君、それぞれの”強み”とはなんでしょうか?

A君
・背が小さい
・50mは6秒台後半      【強み】
・コーチはいない
・前向きで闘争心旺盛    【強み】

B君
・背は大きい        【強み】
・50mは7秒台前半
・陸上の専任コーチがいる  【強み】
・控えめで争いごとは嫌い

ほとんど方は、こんなところが”強み”だと判断したのではないでしょうか?なぜですか?

A君の「50mは6秒台後半」は本当に”強み”でしょうか?「前向きで闘争心旺盛」も強みですか?

「50mは6秒台後半」ではなくて、6秒台前半で走るランナーC君がいたらどうでしょう?

「前向きで闘争心旺盛」ですが、それによって余分な力が入りすぎて、逆にスピードを落としているかも知れない。B君の「背は大きい」は本当に”強み”ですか?背が大きくて歩幅が長い かも知れませんが、体が大きい分100m走では不利かも知れません。

なぜこんなことをいうのかというと。”強み”とか”弱み”というのは、比較するものがある中で、浮き彫りにされるものなんです。

みなさんは、無意識の内にA君とB君、2名のデータで比較したんです。

仮に10名いて、その全員が50mを6秒台前半で走るスプリンターだとしたら、どうでしょうか?そして背も高いし、コーチもついているとしたら。A君とB君の”強み”って変わってきませんか?もしくは無くなるかも知れないですよね。これが、本当の”強み”や”弱み”を抽出するヒントなんです。

どうすればいいかというと。

「情報を収集して分析する」ということが、重要だということ。

今回の例で考えると、2名以外の10名の情報の有無とその内容、もしくは10名ではなく年代別の全国的な50m走の平均タイムや、コーチの実績、新しいシューズやウェアなどの技術進歩などなど。

ここからは、ビジネスに置き換えて、まとめます。

まず、競合者の情報や、関連する外部情報、自分(会社)の現在の状況や出来ること、出来ないこと。こんなドライな情報をなるべく多く収集して比較分析できる状態に持って行き比較します。そして、いよいよ”強み”を発掘するすることになるのですが、重要なことがあるので、最初にいっておきます。

”あなたが出来ること”と”強み”は必ずしもイコールにならないということ。

これは、100m走の例からもわかりますね。心に刻んで下さい。そして、ビジネスを軸にして、あなた(会社)の強みを知るためには、市
場(お客さん)が常に絡んできます。

結論を言いますね。

あなた(会社)の”強み”とは

『あなた(会社)の出来ること』と『お客の求めること』の重なった部分にあり、かつ『競合者(ライバル)が出来ること』と、重ならない部分があなたの”強み”です。

ちなみに、この”強み”の中でも最も強力な強みを「コアコンピタンス」といいます。このコアコンピタンスを常に高める努力をすることが重要なのは言うまでもありませんよね。一番、ライバルが真似できない強みですから。

少し、難しい話になってきましたが、”強み”を導き出すのに、とっておきの質問があるんです。

あなた(会社)の商品(サービス)を購入しているお客様は、「なぜ?、似たような商品を、似たような会社から買うことができるのに
あなた(会社)から購入しているのですか?」この答が、あなた(会社)(商品/サービス)の”強み”です。

ライバルより、ほんの少しだけ頭を絞ることで、お客は知恵のある会社に動いていくんです。

あなた(会社)に当てはめて考えてみてください。

”強み”を知ることが出来ます。

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