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たまには幽体離脱して大きく見てみる

今回は、ちょっと、大きく世界観からの視点で、日本のビジネス界って、どうなんだろう?というのをわたしなりの考えで整理してみました。

たまには、自分のいるところから一歩引いて扇形に思考するのも刺激になるものです。

読者さん:「なんか・・むずかしそうだなァ」

川端:「そうですよ。ちょっと真剣に語っちゃいますから」

全体感で捉えると自分の現在の立ち位置も見つめ直せたり、今まで気付かないでいたことも見えてきたりするものです。

幽体離脱して自分を見るみたいなもんですね。

では、小難しいお話を・・・(笑)

1990年から2000年または2005年までを「失われた10年」とか「失われた15年」とか言いますが、日本でバブル経済が崩壊してその後の発展の勢いが停滞した期間のことをこう言います。まあ、わたしは「本質への移行期」と考えているんですが。

そんな経済背景の中でも日本の企業は強みを発揮しているんです。

・新製品開発競争では世界でトップを争い

・顧客対応の丁寧さや製品の精度・信頼感でも世界で首位を争う

そうなんです。いわゆる「もの造り」に大きな強みを持っているんですね。

ですが世界の定規に当てはめて日本を測ってみると・・・・・

「収益性が低い」

なぜだと思います?

単純に考えれば、答えは簡単で・・「儲からないことをやっているから」 となりますよね。

そうなんです。儲からないことというよりも無駄なことをしていると言った方がいいでしょうか。日本の企業は、戦後の一面焼け野原の状態から、今日まで「成長成長」がキーワードになって邁進してきたんです。

このパワーは戦後の、なにもない時代、先人の知恵と努力と実行によって生まれてきたものなのですが、1980年位になると、国内の産業は成熟化の感を強くします。とにかく成長戦略を重視していたため、自社があまり優位を持たない分野でも新規参入する傾向が出てきました。

バブル期には非関連部門への多角化が相次いで「多角経営」なんて言葉や「総合商社」とか「総合家電」とか「総合設備」だとかいって、大体の企業は自社を多角的な企業で、どんどん成長している凄い会社なんだぞと言わんばかりでした。

当然、こうした多角化が不採算部門を生み出します。

これが日本が収益性が低い第1の要因。

こうした背景から、バブルが崩壊してからは不採算部門は撤退や切り離しを行う企業も出てきました。さらに、基幹としている事業の収益性をみても日本を代表する企業でも、まだ欧米トップ企業との収益力のには格差が残っているようです。

特に日本の場合は粗利率(売上高-製造原価)は、世界に見劣りしないものの、本社費用や販売費が高く、収益性を損ねています。

これが第2の要因。

「もの造り」が強みである日本企業の特徴でしょうか?

ここまで、お話してお気付きになられた方もいると思いますが、いわゆる「内向き」の根源は日本の戦後の企業の歴史からも分かるように「内向き」が強みであり、現在の繁栄があるため、それがジャパンスタンダード的な考え方になってしまっているのです。

そして、やはりこれからは「外向き」の方向に注力していくべきなんですね。世界的な格差は「外向き」の力不足ですから。当然、このことに気付いていち早く手を打っている経営者の方々も数多くいらっしゃいます。

ただ、勘違いしないでくださいね。日本の強みは「もの造り」です。

本来の強みを捨てて外向きの販売力などを強みにするということではありません。世界的な観点で考えれば外向きの力の格差を埋めれば良いということだし国内でみれば外向きの力を身につけた企業には競争優位がもたらされるということです。

ネットという武器は、この日本人が不得意とする外向きの力をカバー出来るツールとして使えるんです。だから、日本政府は電子政府などという言葉を掲げ、光ケーブルを張り巡らし、急速にインフラを整備した。この環境構築自体が、日本をワンランク上に押し上げる戦略の一貫なんですね。

そして、回りを見てください。

ブログ・SNS・メルマガ・WEBサイト・ツイッター・クラウド・・・etc企業ベースを超えて、個人ベースで、この外向きのツールを使い始めて、結果を出してきている人が、数多く出てきています。

「そうか!わたしも「外向き」の力を付けなくちゃ!」

そう思っても、どうやって力を付けるのか、いきなり暗闇になってしまう方が非常に多いので、この辺のアドバイスもしております。

FIRTITPRO

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